2014年12月28日日曜日

地道で繊細な仕事なのです

舟を編む
監督:石井裕也
出演:松田龍平、宮崎あおい、オダギリジョー、小林薫、加藤剛ほか

辞書を生み出す、という地道で繊細な仕事を続けた人たちの物語。
キャスティングが素晴らしいです、まさに適材適所。
凛とした真面目さと、思わずクスっとなるユーモアが絶妙です!

2014年12月20日土曜日

手間ひまと心を添えて、お出しします

深夜食堂 1巻(TVシリーズ)
主演:小林 薫

眠らない街の片隅でひっそりと営業する店「めしや」。
営業時間は夜12時から朝7時頃まで。人はその店を"深夜食堂"と呼ぶ。
寡黙な店主が作る素朴な料理を求め、今日も個性ある客が、訪れる-

このドラマが映画化され、2015年1月31日(土)、全国公開!
映画『深夜食堂』公式サイト

2014年12月10日水曜日

夢を、あきらめない


アンヴィル! 夢を諦めきれない男たち
監督:サーシャ・ガヴァシ

「ANVIL」は1984年、日本で開催されたスーパー・ロック・フェスティバルで、あのボン・ジョヴィ、ホワイトスネイクなどと同じステージで演奏したへヴィメタルバンド。

「ANVIL」は他のグループ同様成功する、はずだった。
あれから、30年。彼らは非常に苦しいバンド活動を続けていたのであった-

好きなこと、やりたいことを続け、夢を追いかけるということ。
それが自分や家族たちにどんな影響を与えるのか。
夢とは? 幸せとは? を考えさせられる、ドキュメンタリーな映画です。

2014年11月16日日曜日

こだわり美術と、名演技


鑑定士と顔のない依頼人
監督:ジュゼッペ・トルナトーレ
出演:ジェフリー・ラッシュ、ドナルド・サザーランドほか

西洋アンティークの鑑定士とオークショニア、2つの顔を持つ主人公、ヴァージル・オールドマンに、ある人物から家財の査定の依頼が舞い込む。
しかし、一向にその姿を現さない依頼人。
オールドマンは苛立ちを覚えながらも、査定の準備を進めるのだが…。

『英国王のスピーチ』で言語聴覚士役を演じたジェフリー・ラッシュが再び名演!
細部までこだわったセット&美術は必見です。

2014年10月29日水曜日

♪Savin' Me


Savin' Me (Nickelback)
 iTunes Storeへ

ある街。何かを確かめるように人を見つめ歩く、ひとりの男。
彼は突然、ある男の肩をつかむ。目の前をかすめるように過ぎる大型バス。
彼はその男の生存を確認すると、どこかに立ち去るのであった。
助かった男の目に、写ったものとは…。

2014年10月14日火曜日

事件は雪の、古都金沢で。

ゼロの焦点
ゼロの焦点
監督:犬童一心
出演:広末涼子、中谷美紀、木村多江ほか

松本清張の同名推理小説を映画化した作品です。
ミステリの雰囲気いっぱいで、観ていてドキドキしました。
もう少し画面がザラついた感じ&暗くてもよかったのかも。

キャスティングが豪華でした!

2014年6月28日土曜日

村でゾンビを撮影中!

キツツキと雨
監督:沖田 修一
出演:役所広司、小栗旬、古舘寛治 ほか

林業に携わる岸克彦(役所広司)。
ある日、山中で作業中、ゾンビ映画の撮影隊と遭遇、道案内を頼まれる。
まじめな岸は少しずつその撮影に巻き込まれていくのであった…。

と書くとなんだか怖そうですが、コメディ映画です。
監督は映画『南極料理人』の沖田修一氏。あの役者さんが再び登場します!

2014年6月9日月曜日

映画『ビル・カニンガム&ニューヨーク』

ビル・カニンガム&ニューヨーク
監督:リチャード・プレス

「The New York Times」のファッション担当カメラマン、ビル・カニンガム氏に密着取材したドキュメンタリー映画です。

彼が情熱を傾けていること。
それは、一般人、有名人を問わず、自分の気に入ったニューヨーカー達のファッションをカメラに収めること。

氏の「節度を守り静かに撮らなくては。透明人間のように」という言葉が印象に残っています。

Bill Cunningham Video Channel

2014年4月29日火曜日

映画『二郎は鮨の夢を見る』


二郎は鮨の夢を見る
監督:デヴィッド・ゲルブ

先日、米国オバマ大統領が安倍首相と東京銀座の寿司店を訪れました。
店の名「すきやばし次郎」。

その店主と従業員、仕入先の魚屋や米屋、仲買人たちの日常を追ったドキュメンタリー映画です。

仕事とは何か、プロフェッショナルとは何か。
そのヒントや(もしかしたら答えが)この作品に収められているかも!?

2014年4月24日木曜日

映画『陽はまた昇る』

陽はまた昇る
監督:佐々部 清
出演:西田 敏行・渡辺 謙・緒形 直人・仲代 達矢 ほか

家庭やレンタルショップなどから姿を消しつつある「VHS」。
その生みの親、日本ビクター社員たちの夢と情熱を描いた作品。

今の日本を軌道に乗せてくれたのは、戦後の時代を粘り強く生きた、この気概のある人たちの努力と情熱にあったんだ、と感じました。

この映画を観て、その情熱に触れれば、きっと元気が出るはず。

2014年2月16日日曜日

映画『ドラゴン・タトゥーの女』



ドラゴン・タトゥーの女
監督:デヴィッド・フィンチャー
出演:ダニエル・クレイグ、ルーニー・マーラほか

映画「セブン」のデヴィッド・フィンチャー監督作品。
暗いながらも重厚で、空気感さえも伝わってくるような画がとにかく美しく「どんなレンズ使ってるんです?」と思わず尋ねたくなりました。
丁寧なカメラワークと編集のセンスがキラリ冴えていて、物語がテンポよく進みます。

ドキドキするシーン、ややキツ目の暴力&性描写あります。
オープニングクレジットが秀逸!

2014年2月14日金曜日

映画『カラスの親指』


カラスの親指
監督:伊藤匡史
出演:阿部寛・村上 ショージ・石原 さとみほか

先日『満願堂』のマンガンさんに「面白いよ」と教えていただきました。
教えていただかなかったら多分、いつまでも観ていなかったと思います。
(なぜなら、タイトルから作品の内容が全く想像できないから!)

よかったです。
上映時間160分、最後まで粘り強く、丁寧につくられています。

2014年1月23日木曜日

映画『ハリーとトント』

ハリーとトント
監督:ポール・マザースキー
出演:アート・カーニーエレン・バースティンほか

猫と老人が旅をします。
派手な演出はありませんが、その分、俳優たちの演技が冴え渡ります。
映像特典(副音声)の監督のコメントは必聴です!
猫好きの方、VFX映画に食傷気味の方、おすすめです。

2014年1月14日火曜日

映画『太平洋の奇跡−フォックスと呼ばれた男』

太平洋の奇跡
監督:平山 秀幸
出演:竹野内豊、唐沢寿明、阿部サダヲほか

平山監督の前作、映画「必死剣 鳥刺し」での丁寧で細やかな画作りに魅了され、この作品もと、観ました。
日本人の持つ気概を感じました。

2014年1月5日日曜日

映画『はやぶさ』

はやぶさ
監督:堤 幸彦
出演:竹内結子、西田敏行、高嶋政宏ほか

劇中、水沢恵の母親の言葉、
「続くか、続かんかは、そん人ん中にほんとに面白か、楽しかっちゅうもんがあるか、ないかよ」がとても心に響きました。
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