2009年7月29日水曜日
iPhone 「夢のある革新的デバイス」
先日、用事で出かけた名古屋、栄。
ちょっとぶらぶらしてみるかい、と歩いていると突然! 目の前にapple直営店が。
ジャーン! 入ってみる。
入ってすぐ「iPhone」を体験できるコーナーがあり、館長さっそく触ってみた。
はじめて触る「iPhone」。何気に触った地図のアプリ(?)が起動した。
(ほう、と目を細める)今、いる場所が「iPhone」の画面の中に。
このなめらかな動き、これはもう、世界観てやつですよappleの。
やるじゃないの、とここまではよい。
じゃあ別のやつを・・と思って色々画面を触るのだが、地図から抜け出せない。
あせった。いやでもここは都会のしかもapple直営店だ。ここで慌てふためいては田舎
もの丸だしだ。とにかく、落ち着くんだ、落ち着け、落ち着け。
しかし、地図画面は変わらない。
じわりと汗がでてきた。
「よしっ」 僕は確かにそう言ったんだ。
周りの人に聞こえるか聞こえないかの小声でそうつぶやくと、手に持った「iPhone」を
スッと、元の位置へ戻した。画面はそのままで。
戻した以上、他の「iPhone」を触ることができなかった。
なぜなら、本体の内容はどれも一緒だと思ったから。
そしてー。
自分は今日はまだちょっと行くところがありますから、今日はこの辺で、あっまた来ます
から、みたいな雰囲気でもって、少し小走りに店を出る。
と、「ピピッ」とメールの着信音。右側のポケットに入っている自分の携帯を取り出した。
そして、それを見て思った。
「これは公衆電話だ、懐かしいダイヤル式の」
「iPhone」。少ししか触れることができなかったが、十分、その魅力は伝わってきた。
夢のある革新的なデバイスであることは間違いない。
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