先日、Appleの新製品「iPad」の日本上陸は、黒船どころの騒ぎではない! と書いた。
じゃあ、日本の(影響を受けるであろう)企業や業界は、どうしたらいいんだろう。
対策は?
しばらくずっと考えていて、ふと。
スタジオジブリの宮崎駿監督が、あるインタビュー映像の中でこんなことを話していたのを思い出した。
「真逆を行けばいい」と。
世の中が一方向に向かっているとすれば、その反対をやればいい、と。
では今この時代は、どの方向に向かっているのだろうか。
思うに、『デジタル』。これに尽きるのではないか。
映像や音楽、ゲームに始まり、日常生活あらゆるシーンで『デジタル』が氾濫している。
そう、時代は、デジタル一点に向かっている。
その真逆なのだから、『デジタル』にないもの、足りない部分を埋めたり補ったりするモノやサービスを産み出していけばいいのだ。
と、言うだけ、考えるだけなら簡単なのだが・・・。
私も、日々、デジタル機械製品に囲まれ、iPhoneで音楽を聴き、VFXバンバンの映画も観る。
このデジタルに囲まれた生活は、汚れるでもなく、快適で便利なのだが、なぜか、疲れる。特に、頭(精神)が疲れてくる。(デジタル疲労とでもいうべきか)
この疲労感をなんとかしたいと思い、私が無意識にとった行動。
それは、ジャッキー・チェンの映画を観ることだった。
私が選んだのは、映画「スネーキーモンキー 蛇拳」と「ドランクモンキー 酔拳」。
観ている間に、何度「これだ! この感覚。この五感が癒される感じ!」と思ったことか。
※アジア映画に詳しい満願堂のマンガンさんにお尋ねしたところ、ジャッキー映画で最近のオススメは「香港国際警察 NEW POLICE STORY」、「新宿インシデント」が面白いよ、と教えてくれました、ありがとうございます!
さて、日本企業の構え方として、私が考えたこと。
それは、iPadという大波を恐れず、逆にそのiPadをボードにして波乗りを楽しむこと。場所は砂浜、押し寄せる塩水。汚れたり濡れたりもしますが、それを覚悟で挑む! あとは(日本人の)感覚や感性、欲求に少しでも響く製品やサービスを!
以上、つたない文章でスミマセン・・。
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